この記事では、「個別教室のトライ」と「家庭教師のトライ」の違いを解説します。
個別教室のトライと家庭教師のトライの、どちらが良いかを9項目で徹底的に比較しました。
結論から言うと、自宅だと集中するのが難しいお子さんには個別教室のトライ、子どもにしっかり寄り添った指導を受けるなら家庭教室のトライがおすすめです。
どちらを利用するか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
個別教室のトライと家庭教師のトライの違いを9項目で比較
個別教室のトライ | 家庭教師のトライ | |
---|---|---|
料金 | 34,870円~ | 44,000円~ |
授業時間の長さ | 120分~ ※小学校低学年は90分~ | 90分~ |
授業の受け方 | 教室で受ける | 自宅で受ける |
授業の進め方 | 先生に教わったあと自分で勉強 | ずっと先生がついてくれる |
子どもの学習状況の確認法 | 入退室管理システム | 特になし |
コースの種類 | 英検合格コース 予備校コース | 不登校対策コース プロスポーツ家庭教師 |
教育プランナー | 教室長が担当 | 生徒一人ひとりに合ったプランナーが担当 |
自習室の有無 | あり | なし |
体験授業 | 無料(120分×1回) | 有料(2回) |
個別教室のトライと家庭教師のトライはいずれも株式会社トライグループが展開している事業ですが、料金や授業時間などさまざまなポイントで違いがあります。
それぞれの特徴を見比べて、相性が良さそうな方に入会しましょう。
それでは、以下の見出しで個別教室のトライと家庭教師のトライの違いを詳しく解説します。
違い1:料金
個別教室のトライ | 家庭教師のトライ |
---|---|
34,870円~ | 44,000円~ |
料金を安く済ませるなら、基本的には個別教室のトライの方が良いでしょう。
ただし、個別教室のトライと家庭教室のトライは両方とも講師にランク付けをしており、講師のランクによって料金が異なります。
利用回数が増えたり追加授業を受けたりするとその分金額も大きくなるため、個別教室のトライより家庭教師のトライの方が安くなるケースもあるかもしれません。
個別教室のトライでは教室で、家庭教師のトライでは自宅で料金プランの打合せが無料でできるので、詳しくは相談してみることをおすすめします。
違い2:授業時間の長さ
個別教室のトライ | 家庭教師のトライ |
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120分~ ※小学校低学年は90分~ | 90分~ |
授業時間の長さは、小学校低学年を除くと個別教室のトライの方が長い傾向にあります。
長時間しっかり勉強したいなら個別教室のトライ、短時間で集中したい・集中力が長く持つか分からないときは家庭教師のトライを利用するのがおすすめです。
いずれも、希望する場合は授業時間をさらに長くすることも可能です。
お子さんや先生と相談しながら、ちょうどよい授業時間の長さを探ってみましょう。
違い3:授業の受け方
個別教室のトライ | 家庭教師のトライ |
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教室で受ける | 自宅で受ける |
個別教室のトライでは近隣の教室まで子どもが授業を受けに行くのに対し、家庭教師のトライでは自宅まで先生が来てくれます。
家の外の方が集中できる場合は個別教室のトライ、通塾の負担を軽減したいときは家庭教師のトライを利用するのがおすすめです。
家庭教師のトライは自宅に先生を呼ぶため、先生の交通費も料金に加算されることは留意しておきましょう。
違い4:授業の進め方
個別教室のトライ | 家庭教師のトライ |
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先生に教わったあと自分で勉強 | ずっと先生がついてくれる |
個別教室のトライでは、60分間の授業で先生に勉強を教えてもらったあと、60分間の演習を生徒ひとりで行います。
教わったことをすぐに試し、生徒自身に定着させる勉強法です。
演習は生徒ひとりで行いますが、わからないことがあれば教室内にいる先生にいつでも質問できますよ。
一方家庭教師のトライでは、勉強を教わるところから演習が終わるまで、ずっと先生がついてくれる場合が多い傾向にあります。
学習計画によっては、家庭教師が家に来ている間は授業のみを実施し、演習は宿題になることもあるようです。
違い5:子どもの学習状況の確認法
個別教室のトライ | 家庭教師のトライ |
---|---|
入退室管理システム | 特になし |
個別教室のトライでは、「入退室管理システム」を導入しています。
生徒が専用の機械にカードをかざすと、入室・退室したことが保護者にメールで届くシステムです。
メールには入退室の時間も記載されているため、保護者は子どもがいつ教室に行ったのか・帰路に就いたのかを把握できます。
家庭教師のトライでは先生が自宅まで訪れるので、子どもの学習状況を確認するシステムは特に設けていません。
違い6:コースの種類
個別教室のトライ | 家庭教師のトライ |
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英検合格コース 予備校コース | 不登校対策コース プロスポーツ家庭教師 |
一部のコースは、個別教室のトライと家庭教師のトライ独自のものが含まれています。
個別教室のトライが用意している英検合格コースは英検を受験する小学生から高校生、予備校コースは通常のコースより本格的に大学受験の対策をしたい方におすすめです。
家庭教師のトライが用意している不登校対策コースは、学校に通学するのが難しいお子さんに試してみて欲しい選択肢。
プロスポーツ家庭教師は、将来スポーツ選手として活躍したい方を対象とした、それぞれの競技に打ち込めるアスリートコースです。
違い7:教育プランナー
個別教室のトライ | 家庭教師のトライ |
---|---|
教室長が担当 | 生徒一人ひとりに合ったプランナーが担当 |
個別教室のトライも家庭教室のトライも、授業を担当する先生とは別に「教育プランナー」という人も付きます。
教育プランナーは、目標達成のためのプランを学習計画を作成したり、生徒に合った先生を選んだりする存在です。
個別教室のトライでは、教室長が教育プランナーを兼任しています。
一方家庭教師のトライでは、生徒一人ひとりに合った教育プランナーが付いてくれます。
強力なサポート体制が欲しい場合は、家庭教師のトライを利用するのがおすすめですよ。
違い8:自習室の有無
個別教室のトライ | 家庭教師のトライ |
---|---|
あり | なし |
個別教室のトライの教室には、会員なら誰でも利用できる自習室が用意されています。
家だと集中できない、学校帰りに教室に立ち寄って勉強したいという方は、個別教室のトライに申し込むと良いでしょう。
自習室は一人ひとりのスペースが区切られているので、周りに人がいても集中しやすいですよ。
休憩時間に同世代の人と交流し、勉強のモチベーションを保ちたい方にもおすすめです。
家庭教室のトライは自宅で勉強するため自習室を設けることはできませんが、トライグループの会員であるため無料教室のトライの自習室のみ利用することも可能です。
違い9:体験授業
個別教室のトライ | 家庭教師のトライ |
---|---|
無料(120分×1回) | 有料(2回) |
個別教室のトライでは、無料の体験授業を用意しています。
体験内容は授業1コマ分に相当する120分で、入会している生徒と同じタイムテーブルで授業を受けられます。
一方家庭教師のトライの体験授業は有料で、授業を2回受けることが可能です。
1回目は緊張してあまり集中できなくても、2回目なら落ち着いて授業を受けられるかもしれませんね。
家庭教師のトライの体験授業も会員と同じ流れで受けられるので、合う合わないを判断するのにちょうど良いでしょう。
個別教室のトライと家庭教師のトライの共通点
個別教室のトライと家庭教師のトライの共通点には、次のようなものがあります。
- 「トライ式学習法」を取り入れている
- 教師の質やレベル
- 1対1のマンツーマン指導を徹底している
- 教師と教育プランナーが一人ひとりに合わせたカリキュラムを作成
- 教師の交代・追加は無料でできる
- 途中でコースを変更できる
- 学習管理アプリで学習の進み具合を管理できる
- クーリングオフ期間は8日間
- 進路相談や推薦入試対策ができる
- トライが独自に実施している模試の受験
- トライ式AI教材を無料で利用可能
「トライ式学習法」とは、教師が教えた内容を生徒の言葉で説明して理解度を深める「ダイアログ学習法」や、習得・習熟・演習の3ステップで学習を進めるトライグループ独自の勉強法のこと。
なんとなく分かったつもりになるのを防ぎ、教わった内容をしっかりと定着させます。
教師の質やレベルはトライグループ全体の基準をもとに評価しているため、個別教室のトライと家庭教師のトライではあまり差がないのも特徴です。
個別教室のトライと家庭教師のトライには共通点がたくさんあるからこそ、違うポイントをしっかり把握してお子さんに合ったものを選びましょう。
個別教室のトライに合っている人の特徴
個別教室のトライに合っている人の特徴は、以下の通りです。
- 日常生活と勉強のメリハリを付けたい
- 自宅では集中するのが難しい
- 完全1対1で指導してもらえる塾に通いたい
- 他の学生がいた方がモチベーションを保てる
- 自習室を使って教室で勉強したい
- 大勢で勉強する塾(集団塾)が合わない
教室に行くことで環境が変わり、勉強モードに切り替えやすいのが個別教室のトライの魅力です。
教室には先生が常駐しているため、自習しているときでも分からないことがあれば質問できます。
不明点をその場で解消でき、テストや入試までの不安を減らせるのもおすすめポイントのひとつです。
「自宅では集中できない」「そばに誰かいる方がモチベーションを維持しやすい」というお子さんは、個別教室のトライへの入会を検討してみてください。
家庭教師のトライに合っている人の特徴
家庭教師のトライに合っている人の特徴は、以下の通りです。
- 自宅でも落ち着いて勉強できる環境が整っている
- 近くに学習塾がない
- 自宅の方が集中して勉強できる
- 大勢の人がいると緊張して質問できない
- 自宅で勉強させる方が安心できる
- 夜遅くに通塾・帰宅するのが心配
- 習い事や体調の都合で通塾するのが難しい
家庭教師のトライは、自宅で先生に勉強を教えてもらえるのが特徴です。
しかし落ち着いて勉強できる環境が整っていなければ、せっかくのマンツーマン指導の効果も半減してしまいます。
兄弟の声や足音・テレビの音量は騒がしくないか、勉強するスペースを確保できているかを確認したうえで入会するのがおすすめです。
個別教室のトライと家庭教師のトライの違いまとめ
今回は、以下のような内容をお届けしました。
- 個別教室のトライの方が料金は安い傾向にある
- 家庭教室のトライではずっと先生が隣で教えてくれる
- それぞれが独自のコースを用意している
- 自宅だと集中するのが難しいときは個別教室のトライ
- 徹底したサポートを受けるなら家庭教師のトライ
個別教室のトライも家庭教師のトライもとても良い教育サービスで、効率的かつ効果的に学習内容が定着する「トライ式」という勉強法を取り入れています。
両者の大きな違いは、教室まで行って勉強するか、自宅で勉強するかです。
お子さんによって合う合わないがあるため、まずはパンフレットを取り寄せたり体験授業を受けたりして、様子を確認するのがおすすめです。
個別教室のトライの無料体験の詳細はこちらの記事で紹介しているので、よろしければ参考にしてみてください。